名寄駐(司令・大谷1陸佐)は1月31日と2月1日、羊の町で知られる士別市で開催された「第71回しべつ雪まつり」に協力した。
行事は、まつりの目玉である巨大滑り台の雪像制作を駐屯地所在の2特科連隊2大隊(大隊長・目野2陸佐)、3即応機動連隊機動戦闘車中隊(中隊長・松本3陸佐)が担任した。
1月9日から制作を開始し、例年にない降雪量の少なさや暖かさで雪が解けてしまう日や、時には氷点下12度を下回る寒さなど寒暖差が激しい中、完成予想となる模型を基に精密な寸法の計測から長さ29メートル、高さ7メートル、幅8.5メートルのチューブ滑りと氷の巨大滑り台を14日間の作業を経て完成させた。
まつり初日の1月31日に引き渡し式が行われ、目野大隊長から渡辺士別市長、喜多雪まつり実行委員長へ完成した雪像が引き渡された。
その後、多くの人々が会場を訪れ、隊員たちが安全管理のため見守る中、多くの子供たちが歓声を上げながら滑り台を楽しんでいた。
さらに、装備品展示ブースでは「16式機動戦闘車」「78式雪上車」の展示を行い、普段見ることのない特殊な車両に多くの見学者が集まり、隣接する旭川地本名寄出張所の自衛隊ブースとともに、募集活動を行い、多くの来場者に自衛隊に対する理解の醸成を図った。
来場者からは「雪まつりの協力、ありがとう」「滑り台が楽しかった」など多くの心温まる言葉があったほか、子供たちからも「楽しくて5回も滑ったよ」と温かい笑顔と言葉をもらった。
名寄駐は「今後も活力のある健全で信頼される駐屯地を目指し、地域の行事を積極的に支援しつつ、活動を広げ、自衛隊に対する理解と信頼の向上に努め、地域との連携を図っていく」としている。