防衛省は7月1日、悪天候のため中止していた大阪・関西万博会場での空自アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行について、同12、13の両日、改めて実施すると正式に発表した。
中谷元防衛大臣が1日の閣議後会見で明らかにした。展示飛行は2日間とも午後3時ごろから15分程度を予定している。
中谷氏によると、両日とも、午後2時40分ごろに関西国際空港を離陸後、大阪南部から北上。通天閣や大阪城、太陽の塔、ひらかたパークなどランドマーク上空を通過後に移動し、万博会場上空で演目を実施するという。
中谷氏は「次こそ天候に恵まれ、展示飛行が無事、行われることを願います」とした上で、「引き続き、万博の成功に向けてできる限りの役割を果たしていきたいと思います」と述べた。
大阪・関西万博でのブルーインパルスの展示飛行をめぐっては、開幕日の4月13日に予定されていたが、悪天候のため中止となった。
その後、地元の大阪府が防衛省に開催中の飛行を要請していたほか、SNS上の投稿コメントなどでも再飛行を望む声が相次いでいた。