和歌山地本(本部長・髙岡1陸佐)新宮地域事務所(所長・溝尾3陸佐)は5月25日、空自串本分屯基地の協力を得て、新宮港第3岸壁で開催された「南紀海彩(かっさい)まつり」を支援した。
イベントは、地域活性化を目的に開催され、和歌山県をはじめ新宮市など南紀地方の自治体や教育委員会などが後援し、地元のダンスチームや企業が多数参加した。
会場では、3つのステージが準備され、40を超えるチームが日頃の練習の成果を披露するとともに、地元高校吹奏楽部の音楽演奏なども催された。また、地元名産品のキッチンカー出店やスーパーカーの展示なども行われ、ボランティアとして行事に寄与する地元高校生も多く参加していた。
地本ブースでは、ミニ制服を試着して軽装甲機動車、1/2トントラックと記念撮影する家族連れや、自衛隊グッズ配布に並ぶ子供たちなどで大盛況だった。
来場者からは、「子供だけでなく、大人も試着できて楽しい」「新しい自衛隊グッズをもらえた」などの感想が聞かれたほか、
「自衛隊の訓練は大変ですか」などの質問があり、広報官や串本分屯基地の隊員は丁寧に答えていた。
新宮所は「今後も各イベントに参加して地域活性化に貢献するとともに、幅広い世代の方々に自衛隊を身近に感じてもらえるよう、魅力を伝えていく」としている。