連隊冬季訓練検閲 お汁粉で士気高める|帯広駐屯地

第4普通科連隊

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体力・気力の維持及び士気高揚のためにお汁粉を作る隊員(補給小隊)


 帯広駐4普連(連隊長・小林1陸佐)は2月14日から21日の間、雪が降り積もる然別(しかりべつ)演習場で、「令和6年度 第3次旅団訓練検閲」を受閲した。

 訓練検閲は、高低差のある然別演習場内における約15キロの夜間スキー行進訓練から始まり、5夜6日の防御を主体とした一連の戦術行動として実施された。

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訓練開始式


 訓練検閲の受閲にあたり連隊長(小林1佐)は、「生き残り、敵を撃破せよ」「作戦下の安全管理を徹底せよ」の2点を要望した。各隊員は冬季という戦場の特性や現代戦の戦い方を踏まえ、これまでの既成概念にとらわれることなく、創意を尽くして行動し、積雪寒冷地部隊の隊員として必要な連隊SOP(部隊が定めるルール・決まり)に定められた行動を確実に履行した。

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連隊CPにて戦闘指導をする連隊長(小林1佐)


 その結果、隊員一人ひとりが冬季の過酷な環境を克服して「必ず任務を達成する」という強い執念を持ち、1件の事故もなく任務を完遂。旅団長より高い評価を受けることができた。


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状況ガス中のCP業務

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陣地進入後、速やかに仮据砲をする120ミリ迫撃砲RT

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現地における調整により戦闘力を組織化する副連隊長(稲木2佐)

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氷点下の中、警戒する隊員


 4普連は「本検閲を通じて培った冬季の戦技能力や体力・気力を基に、引き続き道東の守りとしての任務を遂行することに対しての誓いを新たにした」としている。

 

陸上自衛隊 帯広駐屯地