海の仕事を体感 砕氷艦「しらせ」で募集対象者が航海を満喫|千葉地本

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集合写真

防衛日報 2025年12月11日付


 千葉地本(本部長・西川1海佐)は11月16日、横須賀地方総監部が主催した「砕氷艦『しらせ』体験航海」に千葉県から募集対象者11人を引率した。

 

 イベントは、「しらせ」に乗艦後、横浜を出港して横須賀へ向かう約2時間程度の航海。


 参加者が岸壁に着くと、大きなオレンジ色の「しらせ」が停泊していた。「思った以上に大きい艦ですね」「出港が楽しみです」などの感想が聞こえた。


 乗艦後はまず、出港作業を見学し、「艦の出港作業、初めてみました。小さい船で動かすんですね」と身を乗り出して見入っていた。


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出港作業


 艦内では、写真パネルの展示と、南極の氷に触れる体験コーナーがあり、写真パネルでは、隊員の説明を聞きながら、南極での作業・支援風景や日本では見たことがない景色の写真を見て驚き、氷に触れる体験では、氷の硬さや気泡の様子に興味深く触れていた。


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しらせの氷

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艦上から景色撮影


 また、飛行甲板ではらっぱの展示があり、参加者らは、いろいろな意味を持つらっぱ吹奏に目を丸くしていた。


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CH101

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説明に見入る参加者


 参加者からは「来年も乗りたい」「まだ、就職先を迷っているところですが、海上自衛隊に魅了されました」「あっという間に過ぎて、まだ帰りたくないです」など喜びの声が上がり、胸を躍らせている様子が感じられた。


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打ち解けた様子の見学ら

 千葉地本は「今後も継続して各部隊・駐屯地などと連携しつつ、『対象者ファースト』の精神で広報活動に努め、志願目標の達成に邁進していく」としている。