美幌駐6即応機動連隊自衛官候補生教育隊(教育隊長・松本准陸尉)は6月6日、候補生に対し、美幌訓練場と同駐を使用して25キロ徒歩行進を実施した。
美幌駐6即応機動連隊自衛官候補生教育隊(教育隊長・松本准陸尉)は6月6日、候補生に対し、美幌訓練場と同駐を使用して25キロ徒歩行進を実施した。
訓練は、徒歩行進における部隊行動を習得させることを目的に行進規律の維持(行進隊形、行進速度)、行進間における逓伝要領の2点を主要演練項目として実施した。
訓練に先駆け、前日に隊容検査を実施して武器の脱落防止、装具の取り付け要領や背のう内容品の防水処置などについて確認が行われた。
訓練当日は晴れ渡った青空の中、候補生は武器・装具など約20キロを身に付けて、準備を済ませると、午前7時40分に美幌訓練場入り口を通過して25キロ徒歩行進訓練を開始した。
行進間、行進速度・間隔の維持、結節時の装具点検、警戒などの基礎的動作を演練した。
午前11時30分ごろ、約16キロの休止地点の美幌訓練場滑走路に到着した候補生は、家族、美幌自衛隊女性協力会、帯広市自衛隊家族会、帯広地本などからの激励と給水を受け、それまでの疲労を回復し、残りの行進に備えた。
行進の後半は、足の痛みや疲労で苦しい表情を見せる候補生もいたが、班長や同期の励ましもあり、午後2時30分ごろ、参加した候補生全員が25キロを歩き抜いた。