空砲響く訓練に息をのむ 即応予備自制度の理解促進へ|岩手地本

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訓練展示

防衛日報 2025年11月13日付


 岩手地本(本部長・菅原1陸佐)は10月4日、岩手駐で、即応予備自衛官雇用企業主ら(2社3人)に対し、38普連の支援の下、訓練研修を実施した。


 即応予備自の訓練出頭環境の整備、即応予備自制度の理解促進を図るのが目的で、装備品展示、訓練展示、体験喫食、体験搭乗、資料館見学を行った。


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体験喫食

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装備品展示


 装備品展示では、参加者が装備品に触れながら活発に質問が交わされるなど、終始盛り上がりを見せた。参加者からは、「改めて即応予備自衛官の任務は大切な仕事だと思いました」との声が聞かれた。


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体験搭乗


 訓練展示では、空砲を使用した特技訓練Cタイプの各個訓練を実施し、担任中隊長から訓練内容の説明が行われた。迫力ある動作や緊張感あふれる訓練に、参加者は息を飲んで見入っていた。


 参加者からは、「国防の最前線を生で見ることができました。今回見聞したことを知人に話し、隊員の活動を広く伝えたい」「今まで知る機会がなかった知識を得られ、大変貴重でした」との感想があり、即応予備自の活動をより深く理解する貴重な訓練研修となった。


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記念撮影


 岩手地本は「引き続き雇用企業や関係各所と連携し、即応予備自衛官の採用、制度の理解促進を図っていく」としている。