久留米駐(司令・有村1陸佐)は3月29日、来賓を招いた観桜会を同駐グラウンドで開催した。新しい門出が多いこの時期に、きれいに咲き誇る桜の下、「久留米駐屯地一心太鼓」の演奏を行い、楽しんでもらうことができた。
久留米駐(司令・有村1陸佐)は3月29日、来賓を招いた観桜会を同駐グラウンドで開催した。新しい門出が多いこの時期に、きれいに咲き誇る桜の下、「久留米駐屯地一心太鼓」の演奏を行い、楽しんでもらうことができた。
久留米駐には、昭和34年に陸軍省から受け継いだものを含む約300本の桜の木がある。桜には「優れた教育」という花言葉もあり、西部方面混成団が久留米駐に所在するにはピッタリな花でもある。
今年も、新隊員約100人、各種陸曹課程教育約2000人の教育を受け入れ、心技体に優れ、部隊の原動力となる隊員の育成に努める。
また、3月30日には、駐屯地桜の一般開放を行い、約4600人の地域住民に桜を楽しんでもらった。久留米市の名物でもあるホルモンなどの露店や、駐屯各部隊が保有する装備品の展示、明治30年まで実際に四八聯隊の本部隊舎として使用されていた駐屯地広報資料館を開放し、久留米駐の歴史と伝統を肌で感じてもらうことができた。
久留米駐は「今後も、ますます精強にして覇気あふれる駐屯地を目指してまいります」としている。