積雪寒冷地部隊としての実力を発揮 4個部隊が同時受閲|5旅団

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訓練開始式

 

 陸自5旅団(旅団長・岸良陸将補)は2月14日から19日の間、然別演(しかりべつ)習場、帯広駐で、「第3次旅団訓練検閲」を実施した。

 訓練検閲は、4普連(連隊長・小林1陸佐)、5後方支援隊(隊長・上原1陸佐)、5通信隊(隊長・西條2陸佐)、5化学防護隊(隊長・山本3陸佐)の4個部隊に対し、防御を主体とする戦術行動の訓練練度を評価・判定するとともに、その進歩向上を促すのが目的。

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防御準備

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整備中隊による車両整備


 状況開始後、スキー行進から始まり、その後、4普連は、戦場となる地域の特性を的確に把握し、機動、火力、情報などの各種戦闘力を組織化しつつ、敵の攻撃から防御陣地を守り抜いた。

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行進訓練

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防御戦闘


 5後方支援隊は、被支援部隊への献身的な兵站(へいたん)、衛生支援を行い、旅団の継戦能力を維持し、5通信隊は、旅団のシステム通信を確保するとともに、あらゆる状況下においても、創意を尽くしてシステム通信を防護した。

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衛生隊による救護処置

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化学攻撃対処

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化学攻撃対処

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通信用アンテナの構成

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写真班による撮影


 状況終了後の概評で、5旅団長は「受閲した4個部隊は、本訓練検閲で得た成果を今後に反映して、それぞれの部隊長を核心として任務に励み、職務に邁進していってほしい」と講評を述べ、訓練検閲を終了した。

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優秀隊員表彰