陸・海・空が合同で追悼式 青森県ゆかりの50柱を慰霊|第9師団

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追悼式場に師団長による追悼の辞

防衛日報 2025年11月4日付


 陸自9師団(師団長・松永陸将)は10月4日、海自大湊地区総監部と空自北部航空方面隊と共催し、「令和7年度青森県陸・海・空自衛隊殉職隊員合同追悼式」を青森駐で執り行い、青森県ゆかりの50柱(陸23柱・海18柱・空9柱)の御霊の冥福を祈った。


 式には遺族12家族19人、国会議員7人、県知事をはじめ、部内外来賓、青森県所在の陸・海・空3自衛隊員が参列した。


 はじめに慰霊碑で献花。


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慰霊碑にて献花


 場所を追悼式場(屋内訓練場)に移し、国歌吹奏、拝礼、黙祷(もくとう)の後、執行者(師団長)が「大きな足跡を残された御霊の尊いご遺志を受け継ぎ、わが国の平和と独立を守り、国際社会の平和と安定に寄与する自衛隊の崇高な使命を深く自覚するとともに、いかなる事態にあっても、国民の生命・財産、わが国の領土・領海・領空を断固として守り抜くことをお誓い申し上げます」と追悼の辞を述べた。


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黙祷


 続いて青森県知事による追悼の辞、追悼電報の奉読、献花、遺族代表あいさつ、拝礼、弔銃が行われ、厳粛かつしめやかなうちに追悼式は終了した。