愛媛地本(本部長・真部1陸佐)は7月26日、地本庁舎内で「令和7年度予備自衛官補辞令書交付式」を実施した。
交付式には、7月15日付で採用された予備自補23人のうち11人(一般8、技能3)が参加。本部長から採用者一人ひとりに辞令書が交付され、全員で服務の宣誓を行った。
続く本部長講話では、災害における予備自の活躍を紹介し、予備自補への期待と必要性を説明。最後に、予備自班長による大幅に処遇が改善された予備自等制度説明などが実施され、交付式を終了した。
参加者からは「娘が自衛官で制度を知り、志願しました」「自衛官になりたかった」「即応予備自衛官になりたい」など予備自等制度に対する意識の高さが感じられた。
今回の交付式に参加できなかった採用者については、個別に日程調整を行い、各人に辞令書を手交することで予備自補としての自覚を促し、予備自等制度などについて丁寧に説明する予定。
愛媛地本は「訓練参加に際して不安の払拭(ふっしょく)を図るとともに、一人でも多くの予備自衛官補が、予備自衛官に任用されるよう、教育訓練招集の参加意欲の向上を図る」としている。