岩見沢駐(司令・福永1陸佐)は9月27、28の両日、駐屯地創立72周年、12施設群創隊50周年記念行事を挙行した。
27日には市内のホテルで前夜祭(祝賀会食)を実施。共催団体代表(岩見沢市長)や多くの来賓からの祝辞があり、司令の謝辞の後、祝杯となった。
会食は和やかな雰囲気の中、掲示された岩見沢駐の歴史ある写真を眺め、昔を懐かしみながら懇談を交え、招待者らと隊員の親睦を深めた。
28日は記念式典に先立ち、日頃から岩見沢駐に対して支援、協力してもらっている協力諸団体の方々に対し、司令が感謝状を贈呈した。
式典が始まると、観閲部隊指揮官(副群長・辻本2陸佐)をはじめ、隊員皆、士気高らかに整列し、その精強ぶりを地域の人たちに見てもらうことができた。
今年度は、例年行っていた訓練展示を変更し、キッズスパルタニアンレース、施設機械操作体験、漕舟体験、ドローンシミュレータ、護身術体験など装備品を駆使した子供向けの体験型アトラクションを多数用意。少しでも自衛隊の活動を安全に楽しく感じてもらうとともに、隊員と触れ合う機会を増やす趣向で実施した。
また、音楽演奏、装備品展示、装甲車試乗、売店(キッチンカーなど)、美術展なども実施し、子供から大人まで楽しんでもらった。
当日は、昨年を上回る1845人の来場者で大盛況となり、「体験型イベントがとても楽しかった」などのうれしい声が多くあった。
岩見沢駐は「これからも地域の皆さまに『信頼』される駐屯地を目指し、日々邁進(まいしん)してまいります」としている。