南恵庭駐(司令・天内陸将補)は10月19日、「南恵庭駐屯地創設73周年、3施設団創隊64周年記念行事」を開催した。記念式典には、3施設団隷下部隊、73戦車連隊、101施設直接支援大隊などの部隊が参列した。
南恵庭駐(司令・天内陸将補)は10月19日、「南恵庭駐屯地創設73周年、3施設団創隊64周年記念行事」を開催した。記念式典には、3施設団隷下部隊、73戦車連隊、101施設直接支援大隊などの部隊が参列した。
駐屯地司令は、南恵庭駐、3施設団の先人たちが築き上げてきた伝統と技術を継承しつつ、いつ、いかなる危機にも臆することなく、覚悟を持って困難に立ち向かい、地域と共に歩む南恵庭駐、健全で精強な郷土愛あふれる3施設団を創造するため、常に隊員諸官の先頭に立つとともに、来賓、来場者に対し、平素からの理解と協力に深謝し、国民の負託に必ず応えることを誓い、式辞とした。
次いで、恵庭市自衛隊協力会長の原田裕恵庭市長、池田真紀衆議院議員から祝辞があった。
その後、方面隊唯一の施設器材や90式戦車など計86両の迫力のある雄姿による観閲行進、13施設群の隊員で構成される北海自衛太鼓、7音楽隊の演奏、各部隊の部隊紹介を行った。
部隊紹介では、特色ある装備品の紹介、ナレーションに合わせ、装備品を駆使する隊員、徒手格闘やダンプトラックによるドリルなどユニークな表現で、行事に花を添えた。
当日は天候に恵まれ、約1600人の地域住民らが来場。毎年人気の戦車・偵察警戒車などの体験搭乗、凧・シャボン玉作りや恵庭市所在団体によるよさこい演舞などにより、大盛況のうちに行事を終えた。
また、前日には南恵庭駐所在隊員の家族の日を開催し、駐屯地司令体験や戦車、施設器材の体験搭乗などを行い、部隊と家族の連携強化を図った。