伝統の学び舎で防災教育 体験型キャンプで理解促進|岡山地本

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ロープワークの様子

防衛日報 2026年2月3日付


 岡山地本(本部長・小松1陸佐)は1月18日、備前市の岡山県青少年教育センター閑谷学校で開催された「SO自衛官!ふれあいタイム」に参加した。


 特別史跡「旧閑谷学校」は、江戸時代前期に岡山藩主、池田光政が創建した世界最古とも言われる庶民のための公立学校。自然に囲まれ、教育に適した環境と伝統を継承する研修施設で、学校職員5人、ボランティアの大学生2

人とともに、13家族、35人に対し、防災キャンプを実施した。


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集合写真


 当日は、広報用迷彩服の試着体験から始まり、車両体験試乗、ロープワーク、ほふく体験、応急処置体験、野外炊事と充実した内容となった。


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広報用迷彩服を試着する様子

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車両体験試乗の様子


 最後に、教育センター主導でフィンランド発祥のニュースポーツであるモルック競技を全員で行い、交流を深めた。


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モルック競技の様子


 ロープワークでは、隊員がロープを使って、災害の時に役立つもやい結びやプルージック結びについて説明し、実習を行った。

 参加者からは「ロープワークを学び、興味が湧いた。家でロープを準備して練習しようと思った」「説明が分かりやすく、自分でも結べるようになってうれしかった」といった声が聞かれた。


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ロープワークの様子


 ほふく体験では、隊員から教わったフォームを何度か練習した後、机とネットで作成された偽装網の下を潜りながら進む姿が見られた。楽しみながら自衛隊の活動について学ぶ様子がうかがえた。


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ふく前進で進む様子

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ほふく前進を練習する様子


 一日を通じて参加者からは、「子供だけでなく、親である自分も家族と一緒に防災について考える良い機会となった」「皆さん気さくに話をしてくれて、自衛隊や自衛官に対する印象が変わった」「また来年も参加したい」といった感想が寄せられた。


 岡山地本は「子供たちが家族ぐるみで参加できる防災キャンプは、自衛隊の存在や認識に対するハードルが低くなり、身近に感じてもらえる貴重な機会だと考えている。今後もこのような活動を通じて地域とのつながりを大切にし、自衛隊の魅力を発信していきたい」としている。