「噴火の恐ろしさを胸に」28普連が駒ケ岳で登山研修|函館駐屯地

第28普通科連隊

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巨大な駒ヶ岳の噴火口を確認する隊員たち

防衛日報 2025年11月14日付


 函館駐28普連(連隊長・廣山1陸佐)は10月17日、「令和7年度北海道駒ケ岳登山研修会」に参加した。

 研修会には火山噴火に関する知識の向上、防災意識の高揚を図るとともに、各防災関係機関との連携の強化を目的として実施された。

 

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防災センターで研修を受ける隊員たち

当日は、森町消防防災センターで北海道の主な火山災害や、直近の駒ケ岳火山活動状況、火山防災情報について学んだ。

 

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駒ケ岳を着々と登っていく


 その後、実際に駒ケ岳に登り、火山活動を観測するために設置された観測施設や機器について見学するとともに、一般登山客が入ることのできない区域で大きく開いた噴火口や立ち上る蒸気を間近で確認し、駒ケ岳が現在も火山として活動を続けていることを再確認した。

 

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噴火口で真剣にレクチャーを受ける28普連隊員たち


 28普連は「研修を通じて確認した噴火の恐ろしさを胸に刻み、火山防災情報を参考に災害対処に万全を期す」としている。


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