海自佐世保教育隊(司令・井上1海佐)はこのほど、第22期一般海曹候補生課程の修業式を佐世保地方総監(俵海将)臨席の下、佐世保市副市長の西本眞也氏ほか多数の来賓が出席し、厳粛に挙行した。
海自佐世保教育隊(司令・井上1海佐)はこのほど、第22期一般海曹候補生課程の修業式を佐世保地方総監(俵海将)臨席の下、佐世保市副市長の西本眞也氏ほか多数の来賓が出席し、厳粛に挙行した。
佐世保教育隊司令は、「入隊時に比べて格段に成長し、頼もしく思っている。自信を持って部隊実習に臨んでもらいたい」と式辞した。
佐世保地方総監は、「はなむけの言葉として次の2点を伝えたい。その第1は、『自己の職責を果たせ』である。諸官に与えられるその配置には、諸官一人ひとりにしかできない大切な役割がある。これから海上自衛官として極めて重要な一翼を担うということに誇りを持ち、自己の職責を果たしてもらいたい。その第2は『使命感』と『覚悟』である。これから部隊に赴く諸官は国民の安心安全を守るため、平素における闘いに勝ち抜くという強い『使命感』、そして『覚悟』をもってもらいたい」と訓示した。
修業生50人は、約5カ月の間、海上自衛官としての基礎的な知識、技能を習得するため、さまざまな教育訓練を受け、心・技・体の鍛錬に努めた。入隊当初は、体力に自信がない学生や団体生活になじめない学生もいたが、同期学生が相互に励まし合い、自分自身に立ちはだかる壁を乗り越え、晴れて修業の日を迎えることができた。