粘りと一太刀 代表戦にもつれた銃剣道競技会|倶知安駐屯地

北部方面対舟艇対戦車隊

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接戦が繰り広げられる

防衛日報 2026年1月15日付


 倶知安駐北部方面対舟艇対戦車隊(隊長・田中2陸佐)は12月5日、駐屯地体育館で、「銃剣道競技会」を実施した。


 競技会は小隊3個チーム、隊本部3個チームの全6チームによる団体戦で競われ、同点となった場合、小隊長らによる代表戦により勝敗を決するという規定で行われた。

 大将、代表を除く選手や対戦の組み合わせは、銃剣道練度に関係なく全て抽選で決められたが、抽選の結果、どのチームが優勝してもおかしくない組み合わせとなり、各チームはさらに意欲をかき立てた。

 開会式で田中隊長は「近接戦闘能力および闘争心を醸成せよ」「団結」「安全管理」―の3点を要望。続けて、研究心や興味・関心を持ちながら楽しんで競技に臨むよう選手に示した。

 各試合とも、選手たちの善戦により接戦に次ぐ接戦が繰り広げられ、決勝戦には昨年度優勝の3小隊と2小隊が勝ち残った。


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昨年度優勝の第3小隊と第2小隊による決勝戦


 隊員たちの歓声の中、決勝戦も互いに譲らぬ白熱した試合が続き、そのまま試合は代表戦へともつれ込み、勝負の行方は各小隊長へと託された。

 銃剣道教士7段の3小隊長と、平均的な練度の2小隊長による試合は、3小隊の勝利を予想していたが、2小隊長の持ち前の粘り強さにより簡単には勝ちを譲らず、激しい攻防が続く激戦となった。しかし、3小隊長が一瞬の隙(すき)をついて見事一本を決め、小隊を2連覇へと導いた。


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第3小隊長・松浦3尉の見事な1本!

 

 団体戦の優勝は昨年に続き3小隊、準優勝は2小隊となり、健闘した隊員に敢闘賞、紅一点ながらも男性隊員から一本を奪った女性隊員には隊長賞が贈られるなど、個人賞も多数設けられた。

 自らの手で小隊の優勝を勝ち取った3小隊長の松浦3陸尉は「小隊員の熱い気持ちに背中を押され、勝利をつかむことができました」と勝利の喜びを語った。


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見事2連覇を果たした第3小隊

 

 田中隊長は選手たちの健闘に対してねぎらいの言葉を贈り、要望事項は全て達成と認められ、興奮冷めやらぬまま競技会は幕を閉じた。