迷彩メークにアニソンも!自衛隊がアニフェスで魅力全開|熊本地本

第8師団

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装備品展示(パジェロ)はチビっ子にも人気


 熊本地本(本部長・矢野1陸佐)は5月6日、熊本駅前アミュひろばで行われた「熊本マンガアニメフェスタ」で、自衛隊募集広報ブースを出展した。

 

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大盛況!陸自第8音楽隊のアニソン演奏


   イベントは、利用者が多いJR熊本駅前で実施されることや、陸自8音楽隊のコンサートも実施されるため多くの来場者が見込まれ、熊本地本としても自衛隊をより多くの人に知ってもらう絶好の機会と捉えて参加した。

 音楽隊コンサートでは、イベントのテーマであるアニメにちなんだアニソンなどの演奏や歌唱にイベント来場者のみならず、駅利用者や買い物客も足を止めて聴き入り、大盛況となった。

 

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自衛隊重量リュック体験

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迷彩メークに挑戦!

   熊本地本は、自衛隊募集広報ブースで、自衛隊説明コーナー、パネル展示、ガラポン抽選会、自衛隊装備品展示などのほか、8師団の支援を受け、迷彩メーク、自衛隊リュック重量体験を実施し、多くの人がイベントを楽しんだ。

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大好評!ガラポン抽選会

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オートバイの装備品展示

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広報大使宮崎頌子さんも精力的に活動


 当日は、熊本地本広報大使の宮崎さんも来場し、陸自の制服姿で精力的に広報活動を行い、来場者と楽しそうに言葉を交わしていた。

 自衛隊説明コーナーにも多くの人が訪れ、広報官が自衛隊入隊後の勤務環境や生活環境など丁寧な説明を行い、自衛隊に興味や好感を持ってもらえた。

 

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装備品広報官による丁寧な説明


 熊本地本は「今後もイベント・広報活動を通して地域内外の方々に自衛隊の各種活動や魅力について積極的にPRし、多くの入隊希望者を獲得できるよう、本部長要望事項『任務完遂』『明るく、楽しく、前向きに』の下、募集広報に邁進(まいしん)していく所存です」としている。



自衛隊熊本地方協力本部

自衛隊熊本地方協力本部【公式X】

自衛隊熊本地方協力本部【公式Instagram】


<編集部より>

いま、日本の話題をさらっているのが、「コメ大臣」たる小泉進次郎氏と史上最速の横綱となった大の里関。それと、海の向こうの大谷翔平選手でしょうか。話題豊富な5月もきょう1日限りです。冬の厳しい寒さが通り過ぎたと思えば、季節外れの「夏日」も続いたり…。概(おおむ)ね過ごしやすかった1カ月であったように思います。

となれば、外に出たくなる→イベントに行く→親子で楽しむ―はド定番の一つです。地本の広報活動にとってはやはり、「スタートダッシュ」が大事。月初めのゴールデンウイークは、格好の場でもありました。笑顔があふれた来場者の表情、地本広報官や支援にあたった部隊担当者が一つになり、積極PR。その活気を紹介しながら、はずみをつけた黄金週間をまとめてみようと考え、防衛日報ではこのほど、1面すべてを使った大特集を展開しました。

新聞では計6地本の活動を掲載しましたが、本日はその中から、熊本地本の報告を紹介します。イベントは「マンガアニメフェスタ」。ネーミングを聞くまでもなく、マンガといえば大人から子供まで幅広い層に愛されていますから、人は集まります。よって、広報効果がより期待できるというものです。

舞台も多くの人が往来するJR熊本駅前。その上、アニメソングの演奏や歌唱を織り交ぜた8音楽隊のコンサートもあれば、その音色、響きに誘われてしまうところ。のぞいてみれば、屈強な迷彩服姿の隊員が(女性隊員もいたら、失礼します)。募集広報ブースでは8師団の支援を受けた迷彩メークや自衛隊リュックの重量体験など、自衛隊を楽しめる趣向を凝らした内容だったようです。

アニメということで、ただでさえ引きずり込まれやすい要素があるとはいえ、自衛隊の音楽隊を通してさまざまな職種があることを知った上、身近で分かりやすく、参加しやすい試みにも「遊び心」があふれる広報活動だったように思います。

今回の特集では、陸上自衛隊だけでなく航空自衛隊や警察、消防、海上保安庁など関係機関と連携し、ショッピングセンターなどで市街地広報を展開した和歌山地本の報告もありました。募集広報ブースの出店も欠かせません。各機関のキャラクターが手を携え、子供たちの歓声に応えていました。ほかにも装備品展示や制服試着にガチャガチャ、海自「水中処分母船」の公開など、それぞれの地本が特色を生かした活動で自衛隊のことを知ってもらっていました。

その中から1人でも自分たちの「仲間」となる日が来ることを願って―。5月の締めくくりに合わせた特集を組むにあたり、各地本の報告と写真を眺めながら編集作業を続けていると、改めて隊員たちの熱き思いが伝わってきました。