原子力防災訓練参加 空路搬送要領を検証|板妻駐屯地

第34普通科連隊

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空自衛隊のヘリに要配慮者を搬送する社会福祉施設関係者を誘導する隊員

防衛日報 2026年2月26日付


 板妻駐34普連(連隊長・鈴木1陸佐)は3月31日、牧之原市で実施された「令和7年度静岡県原子力防災訓練」に参加し、災害緊急時における各関係機関との連携強化を図った。

 訓練は地震の影響により浜岡原子力発電所で緊急事態が発生。社会福祉施設から放射性防護施設へ避難した要配慮者の中に体調不良により救急搬送を要する者が出て、道路の寸断により空路による搬送が必要となったことを想定し、実施された。


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放射性防護施設において車両による要配慮者の搬送準備を行う隊員と社会福祉施設の関係者


 連隊は要配慮者を放射性防護施設から車両により静岡空港西側の県有地まで搬送。その後、空自のヘリコプター(UH60)への引き継ぎを実施した。この際、関係機関や社会福祉施設関係者と搬送要領や受け渡し手順を確認しながら演練し、その実効性の検証を行った。

 終了後は参加者を集った意見交換の場が設けられ、実動する際の懸念事項や今後の訓練の在り方などについて共有を図り、多くの成果を得て訓練を終了した。