対馬駐(司令・山田1陸佐)は5月22日、対馬の最北端に位置する島嶼(しょ)部、海栗島(うにしま)に所在する空自19警戒隊海栗島分屯基地に所属する隊員の駐屯地研修を実施した。
研修に訪れたのは、対馬駐に来駐したことがない若年隊員を対象に、
基地運用訓練が企画しているもので、今年度に入り2回目の研修受けとなる。
対馬には、陸、海、空自衛隊が所在しており、昨年から対馬3自衛隊のさらなる共同連携の強化を目的として、定期的に各司令間による意見交換(各種訓練、情報、総務、人事、広報)も実施している。
また、駐屯地を研修した隊員からは、「陸自の生活隊舎では、個人で与えられている官用品の数が多くて、空自と比べてとても生活感にあふれているのに驚きました。
また、趣味(昆虫採集)も充実させ、勤務と両立しているのが印象的でした。駐屯地と基地との生活環境の違いを認識できて、とても良い体験をさせていただきました」と話した。