中学生が串本分屯基地で体験 “参加して本当に良かった”と充実の声|和歌山地本

新宮地域事務所

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らっぱ体験

防衛日報 2025年9月12日付


 和歌山地本(本部長・髙岡1陸佐)新宮地域事務所(所長・溝尾3陸佐)は8月25日から27日の間、和歌山県古座川町立明神中学校の依頼により空自串本分屯基地における職場体験を支援した。


 同中学校からは3年生1人、引率教員1人が参加。初日は空自、基地の概要説明に始まり、基地内を見学した後、基本教練や作業服のプレス体験などを行った。


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昼休み隊員と混ざってフットサル

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喫食体験


 2日目は基地警備の体験や電気回路の接続などを行い、最終日は有線回線の構成などを体験した後、基地司令が自衛官の心構えなどについて講話して締めくくった。


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電気製品の配線の作業中


 参加した生徒からは「昨年、兄が串本基地で職場体験に参加して、大変勉強になったと聞き希望したが、参加して本当に良かった」「自衛隊の食事は栄養面がしっかり考えられている上に、とてもおいしかった」との感想が聞かれた。


 新宮所は「今後も総合的な学習への協力をはじめ、基地見学や職業体験などに積極的に協力して自衛隊の任務や活動に対する理解を深め、募集基盤の拡充につなげていく」としている。