見て・触れて・学ぶ防災 大規模地震を想定した訓練で連携強化|静岡地本

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陸海空自で盛り上がる広報ブース

防衛日報 2025年11月18日付


 静岡地本(本部長・田代1陸佐)は10月19日、焼津、藤枝両市などで行われた「令和7年度静岡県・焼津市・藤枝市総合防災訓練」に参加した。


 大規模地震の発生を想定したもので、両市をメイン会場として、自衛隊は陸海空航空機の受け入れ訓練や海自艦艇の海上輸送訓練、陸自部隊による救出・救助訓練などを行った。


 静岡地本は、大井川防災広場(焼津市)と藤枝総合運動公園(藤枝市)の会場に、陸自34普連とともに広報ブースを設置。災害対処器材や車両展示と併せて、ロープ結索体験や災害派遣活動パネル展示を行った。


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賑わう広報ブース


 ロープ結索体験では、「日常で荷物を固定する際にも使える。簡単なので今度、周りの人にも教えたい」と話し、積極的に技術を身に着ける参加者もいた。


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ロープ結索体験を楽しむ親子


 静岡地本は「今後も県や自治体と連携し、広報活動を通じて地域住民の防災意識向上を図っていく」としている。