長崎地本(本部長・佐々木1海佐)はこのほど、ボートレース大村(大村市玖島)で、第3水陸機動連隊(連隊長・髙田1陸佐)、16普連(連隊長・土肥1陸佐)、22航空群(群司令・山口1海佐)と協同した自衛隊合同イベント、「自衛隊ふれあいイベント」を実施した。
中でも注目を集めたのは、22整備補給隊(隊司令・石田1海佐)に製作を依頼した操縦桿かんなどのコクピット周辺機器の体験コーナー。実物のヘルメットや救命胴衣の着用はもちろん、廃棄予定の部品から見事に復元された操縦桿に触れて体験できるのが最大の特徴だ。
子供たちは、はじめ緊張した様子を見せていたが、次第に目を輝かせながら操縦桿を体験していた。また、大人も興味深く見入る場面が見られ、操縦桿初お披露目として上々のデビューを飾った。
長崎地本は「今後もイベントで、これまでのミニ制服試着体験や車両展示に加え、操縦桿を利用した広報活動を実施し、より多くの人に自衛隊の魅力を発信していく所存です」としている。