視界いっぱいに広がる街と海―CH47Jが描く新潟・空の感動体験」|新潟地本

航空自衛隊 新潟分屯基地

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CH47J輸送ヘリコプターに搭乗しワクワクの体験者たち

防衛日報 2025年7月2日付


   新潟地本(本部長・村岡1陸佐)は5月24日、空自新潟分屯基地(司令・景浦2空佐)でCH47J輸送ヘリコプターの体験搭乗を行った。入間ヘリコプター空輸隊(空自入間基地)の協力を得て行ったもので、自衛隊に興味を持つ募集対象者や保護者、援護協力者ら30人が参加した。

 

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説明を受ける来場者たち

参加者は、集合場所の体育館でパイロットからヘリコプターの役割や説明を聞き、

搭乗する際の注意事項や安全教育を受けて知識を深めた。

 

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スクリーンを使って分かりやすく説明

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想像以上のエンジン音に驚く体験者も


   その後、格納庫へ移動。搭乗手続きを済ませ、ドッグタグと呼ばれる認識票を受け取った。エプロン地区に進入して搭乗口に向かう際、想像以上のエンジン音の大きさやプロペラの回転によって吹き下ろされるダウンウオッシュの強さに驚いた様子だった。

 

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コックピットも間近に見学できる貴重な体験に


 飛行は新潟市の中心街を1周するルート。参加者は普段とは違う目線から眺める青い日本海や中心街の景観に心を奪われていた。窓から写真を撮ったり、自宅の位置を確認する様子も見られたほか、貴重なコックピットも間近で見学するなど、約20分間の空の旅を存分に満喫した。


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装備品の装着体験も

 搭乗後には、格納庫で救難隊員による説明を受けながら救難装備品や、

UH60JU125Aの展示を順に見学し、最後にヘリコプター隊への応援メッセージや感想などを寄せ書きに書き込んで体験搭乗を終了した。


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UH60Jの見学

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U125Aの見学

 

 参加者は、「ヘリに乗るのを楽しみに来ました。救助ヘリや捜索機まで見せていただいて、航空自衛隊をより深く知ることができました」と内容の濃いプログラムに満足した表情を見せた。

 


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応援メッセージや感想を寄せ書きに

 

 新潟地本は「今後も他部隊と連携して魅力的な広報活動を行い、自衛隊への親近感の醸成を図る」としている。