富山地本(本部長・宮内1陸佐)は6月28、29の両日、海王丸パーク(射水市)内で海自2ミサイル艇隊「うみたか」(艇長・西川3海佐)と海自舞鶴地方総監部広報推進室(派遣隊長・山根1海尉)の支援を受け、広報イベントを実施した。
富山地本(本部長・宮内1陸佐)は6月28、29の両日、海王丸パーク(射水市)内で海自2ミサイル艇隊「うみたか」(艇長・西川3海佐)と海自舞鶴地方総監部広報推進室(派遣隊長・山根1海尉)の支援を受け、広報イベントを実施した。
イベントでは「うみたか」艦艇広報のほか、県内の公安系公務員である法務省富山刑務所、伏木海上保安部、富山県警察、射水消防本部と合同開催を実施。それぞれのブースで職業の説明や装備品の展示、刑務作業製品の販売などを行った。
当日は天候にも恵まれ、2日間で約4000人の来場者があった。特に人気だったのは、「うみたか」による放水体験で、暑い時期にぴったりの催しとなり、来場者は的(風船)に対して狙いを定めて放水を楽しんだ。
また、76ミリ速射砲の操法展示を実施し、たくさんの観客が押し寄せた。普段、見ることのできない展示に「初めて見た。思ったより動きが早くてびっくりした」「これを動かせる自衛官の方はすごいです」などの声が聞こえ、興奮した様子だった。
舞監広報推進室のブースも人気で、特に舞地隊キャラクター「マイチくん」と「マイコちゃん」のグッズが人気を博していた。
イベントでは富山県自衛隊家族会の支援を受け、ビンゴ大会を実施してもらったり、会場にキッチンカーの設置をしてもらい、来場者の楽しみのひとつとなっていた。また、かき氷などで涼(すず)んだり、イベントを楽しんだ来場者はお土産としてベビーカステラなどを購入していた。
富山地本は「今回のイベントで得た成果を基に、来年度はさらに自衛隊の人的基盤の強化に寄与できるよう邁進(まいしん)していく所存である」としている。