木原稔防衛相は20日の閣議後会見で、令和9年度までの5年間の防衛費を総額約43兆円とする政府方針に触れ、「この範囲内において必要な防衛力の強化を着実に行っていくことが、防衛省の役割であると考えており、『防衛力整備計画』を見直すことは考えていない」と説明した。その一方で同日開かれた自民党の国防部会などの合同会議で「(有識者会議が)後押ししてくれているのだから、しっかり受け止めてほしい」などと積み増しを求める声が相次いだ。

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