自主性、指導力を涵養 在校生が企画し進行
緊張から解放 新たな仲間とリラックス

 陸上自衛隊高等工科学校(学校長・今井陸将補)は4月26日、講堂で第69期生徒の入校を祝う新入生歓迎行事を実施した。

歓迎行事実行委員

 生徒会主体で行われる行事は、本来の新入生の歓迎のみならず、生徒の自主性や指導力を涵養かんようさせる目的があり、3教育隊の宮野生徒を委員長とする実行委員会が企画や調整を行い、実行した。もちろん、進行も生徒によるものだ。

 行事は実行委員長のあいさつに始まり、昨年に続き来校してもらった陸自中央音楽隊から、「スーパーマリオブラザーズ」「Mr(46)インクレディブル」「明日も(SHISHAMO)」「英雄の証(モンスターハンター)」など、新入生になじみのあるバラエティーに富んだ楽曲の数々が披露された。

中央音楽隊

 新入生代表の道下生徒は、素晴らしい演奏へ感謝の意を示し、指揮者の守屋3陸佐へ花束を贈呈した。

 このほか、新入生にコミカルに伝える年間行事の紹介や和太鼓部「桜花太鼓」の演舞、吹奏楽部・軽音楽部による演奏など、先輩たちが趣向を凝らして新入生を歓迎する一生懸命な姿が印象的だった。

年間行事の紹介

和太鼓部

吹奏楽部

軽音楽部

 新たな環境で生活をスタートし、まだまだ戸惑いをみせる新入生たちも、この日ばかりは日々の緊張から解放され、リラックスした瞬間を新たな仲間と過ごすことができた様子で、新入生歓迎行事は、大きなにぎわいをみせ、無事閉幕した。

新入生たち


◆関連リンク
陸上自衛隊 高等工科学校
https://www.mod.go.jp/gsdf/yt_sch/


 将来、陸上自衛隊で高機能化・システム化された装備品を駆使・運用できるように…2面トップで紹介した陸自高等工科学校のホームページを見ると、時代とともに養成のカリキュラムが変化していることがうかがえます。まさに、今、防衛省の最も重要な施策の一つである「宇宙・サイバー・電磁波」の新領域に対応できる一員を養成するためでもあり、それだけ、将来の中枢を担う生徒たちへの注文や期待は大きくなるばかりです。

 15歳にとっては、これから厳しい毎日が待っています。歓迎行事はそんな中での「一服の清涼剤」とでもいえるのでしょうか。新入生たちもこの日ばかりは笑顔満載です。寄せられた写真をご覧ください。何よりも、歓迎行事は在校生がすべて企画し、進行するスタイル。自主性や指導力を涵養(かんよう)するためですが、今回、高工校の門をくぐった若者たちも1年過ぎれば、同じことができるようになるはずです。

 ほかでは、観桜会に合わせた4年ぶりの「家族の日」を実施した仙台駐屯地東北方面後方支援隊、海田市駐屯地47普連の「即応予備自衛官招集訓練開始式」などを掲載しています。

続きはPDFにて防衛日報をご覧ください。

→防衛日報5月19日付PDF