激励会の受け付けを体験する学生(左から2人目)
学生を求めて は、明日の日本を牽引する自衛隊志願者を創出するため、一般大学に通う学生に対して各地本が行っている募集広報の様子を届ける企画です
【2023年3月31日(金)1面】 和歌山地本(本部長・栫1陸佐)は3月11日、自衛隊に興味を持つ大学生5人に、インターンシップの取り組みとして、「和歌山県自衛隊入隊・入校予定者激励会」の運営業務を体験してもらった。
++「入隊・入校予定者激励会」で
激励会の前日、自衛隊の概要や和歌山地本が行う広報活動について説明するとともに、激励会の事前準備や予行に参加した。
4年ぶりに開催された激励会には、岸本県知事をはじめ、各自治体の首長、学校関係者、自衛隊の部隊長ら多くの臨席を賜り、学生たちは緊張感ある業務体験ができたようだ。
参加した学生からは、「休憩時間などに質問に答えてもらい、自衛官という仕事に関心をもつことができた」「自衛官は上下関係があるので、職場の雰囲気は良くないと思っていたが、実際は和気藹々(あいあい)とした職場環境で、楽しそうに見えた」との感想が聞かれた。
インターンシップを振り返る場で参加した学生に聞いた「自衛隊とのマッチ度」では、100%という回答もあり、インターンシップ制度が期待する「職業選択をする上でのミスマッチの解消」に寄与できたようだ。
和歌山地本は「今後も地域のインターンシップ推進事業と連携し、自衛隊の仕事について積極的にアピールしていくとともに、自衛隊を正しく理解した意欲の高い人材の発掘に努めていきたい」としている。