消火活動を行う1ヘリ団のCH47(統幕発表資料から)
【2023年3月29日(水)2面】 福島県郡山市と白河市の山林で3月8日、火災が発生。同日午後3時、福島県知事から44普連長(福島・福島市)に対し、空中消火、航空偵察に係る災害派遣の要請があった。
空中消火、航空偵察
CH47などで放水・鎮圧
これを受けて、8日午後5時以降、6飛行隊(神町・山形県東根市)のUH1・2機、東北方面航空隊(霞目・仙台市)のUH1・1機により航空偵察、空中消火活動を実施した。また、9日午前7時以降、1ヘリコプター団(木更津・千葉県木更津市)のCH47・2機を増援し、空中消火活動を行った=写真。
10日午後3時30分、郡山市の火災が鎮圧。同日午後4時50分、白河市の火災も鎮圧し、それぞれ活動を終了した。
空中消火活動による放水実績は、郡山市で延べ約125.5トン(延べ62回)、白河市で約590.5トン(延べ128回)に上った。
また、連絡員として福島県庁に44普連から2人、郡山市役所に6高射特科大隊(郡山・福島県郡山市)から2人、白河市役所に東北方面特科連隊(郡山・福島県郡山市)から3人、6飛行隊から2人、郡山市中田町の現地指揮所に6高射特科大隊から2人、白河市小田川の現地指揮所に東北方面特科連隊から2人、6飛行隊から2人を派遣した。