対馬南警察署長(右)と委嘱状を掲げた
【2023年3月29日(水)2面】 対馬駐(司令・町中1陸佐)は3月6日、長崎県対馬南警察署から「自転車ヘルメット着用推進モデル事業所」として委嘱を受けた。
道交法改正で4月1日~
自転車ヘルメット着用、全世代に努力義務
同署はヘルメット着用推進にあたり、4月1日から道路交通法が改正され、全世代でヘルメット着用が努力義務となることから、対馬市民に広く周知させるため、対馬地区交通安全協会と討議。対馬市に所在する多くの陸上自衛官が通勤に自転車を使用していることや、対馬駐曹友会が交通安全運動に積極的に取り組んでくれている様子から、今回の委嘱の運びとなった。
多くの隊員が通勤利用、交通安全運動にも積極的‥
「市民の模範となる乗車を」
対馬南警察署長は、委嘱にあたって、「対馬駐屯地におかれましては、『自転車乗車時のヘルメット着用推進モデル事業所』としての委嘱を快く引き受けてくださり、誠にありがとうございます。自転車は、手軽で取り扱いが容易な乗り物ですが、誤った自転車の乗り方は、大きな事故につながりかねません。ヘルメット着用の取り組みを自衛隊の隊員皆様の力をお借りして行えることは、大変心強いものと思っております。これから対馬市民の模範となる自転車の利用を推進してもらうことを切にお願いいたします」と話した。
また、対馬駐司令は、「令和5年4月1日からヘルメット着用努力義務化へ着用推進モデル事業として、道路交通法の趣旨を十分に理解して、対馬南署に積極的に協力するとともに、対馬地区交通安全協会から貸与してもらった自転車用ヘルメットを確実に着用して、地域の皆様のヘルメット着用に対するご理解の促進に寄与してまいりたい」と話した。