会場からの鳴り止まぬ拍手に応える隊員たち

 【2023年3月7日(火)1面】 栃木地本(本部長・梶1陸佐)は2月11日、宇都宮市文化会館で開催された「海上自衛隊横須賀音楽隊スプリングコンサート in 宇都宮」を支援した。コンサートは、栃木県防衛協会が主催する、年に一度の自衛隊音楽隊による演奏会。新型コロナウイルス感染症の影響もあって、今年は約3年ぶりの開催となった。会場には約1700人が詰めかけ、開場時間を繰り上げるほどのにぎわいを見せた。

 開演にあたり、栃木県防衛協会会長の青木勲氏が「県民の皆様と自衛隊をつなぐ懸け橋として、本日の演奏会が自衛隊員とのふれあいの場になることを心より祈っております」とお祝いの言葉を述べた。

大迫力の演奏、歌姫の歌声、ディズニーメドレー‥

 演奏は2部構成で行われ、第1部では軍楽隊の歴史や吹奏楽の発展などの紹介とともに、オペラや組曲が披露された。大迫力の演奏や中川3海曹の歌声に観客は聴き入っていた。

 第2部ではディズニーメドレーやスーパーマリオブラザーズなど、幅広い世代に愛される曲目が演奏され、キャラクターの効果音まで再現する演出に会場は大いに盛り上がった。

 ラテンナンバーの演奏では、「手拍子で参加してください」という司会者の言葉で観客が手でリズムを刻み始め、会場全体が一体となって曲を奏でているような場面も見られた。

観客1700人を魅了 会場が一体に

 終演後も拍手が鳴り止まず、「生で聴けて本当に良かった」「歌姫の声がよく響いて素晴らしかった」「参加型の演奏会といった感じでとても楽しかった」「海上自衛隊の『海』を思わせる選曲がいくつかあって良かった」などの感想が聞かれた。「横須賀音楽隊が来るなんて、栃木ってすごい」といった声もあった。

 栃木地本は「今後も自衛隊音楽隊の演奏を通じ、地域の皆様に自衛隊を身近に感じてもらえるよう活動していく」としている。

聴衆からは満場の拍手が送られた

コンサートは、栃木県防衛協会が主催した


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