支援作業に臨む隊員たち(統幕発表資料から)

 【2023年2月21日(火)2面】 茨城県坂東市に所在する養鶏場(約115万羽)で2月10日、鳥インフルエンザ陽性が確定。同日午後3時、陸自施設学校長(勝田・茨城県ひたちなか市)が茨城県知事から鶏の殺処分などの支援に係る災害派遣要請を受理した。

 これを受けて、10日午後11時から1施設団(古河・茨城県古河市)を基幹とする部隊が殺処分などに係る支援を24時間態勢で実施した。

 活動したのは、1施設団のほか、102施設直接支援大隊(古河)、施設学校、武器学校(土浦・茨城県稲敷郡)、1後方支援連隊(練馬・東京都練馬区)。約180人態勢で、約115万羽のうち、自衛隊は約51.7万羽を担当した。14日午後9時44分、活動を終了した。