対テロ戦術技量の向上など図る

 【2023年2月15日(水)2面】 陸上幕僚監部は2月8日、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化のため、令和4年度のインド陸軍との実動訓練(ダルマ・ガーディアン22)を2月17日から3月2日まで、饗庭野演習場などで実施すると発表した。日本国内で印陸軍と実動訓練を行うのは初めて。

 陸自の対テロに係る戦術技量を向上させるとともに、陸自と印陸軍とのさらなる連携の強化を図るのが目的。主な演練項目は、対テロ(都市部)に係る各種行動(指揮所活動を含む)。主な特色は、従前の訓練実施部隊(小銃小隊)に各種機能を増強(本部機能の追加、EOD=爆発物処理=部隊などの増強)し、訓練内容を充実する。

 実施部隊などは次の通り。

 【陸自】担任官=中部方面総監・堀井陸将▽訓練部隊長=36普連長・三島1陸佐▽実施部隊=
36普連

 【印陸軍】第5歩兵大隊