連携の重要性を再認識

 【2023年2月15日(水)2面】 福島駐44普連(連隊長・湯舟1陸佐)は1月31日、福島市吾妻山で実施された冬山合同救助訓練に参加した。

 訓練は、冬山で悪天候のため自力での下山が困難となった遭難者を救助するという想定で、警察、福島市山岳遭難救助隊と合同で行われた。

 参加した隊員たちは悪天候の中、片道2キロほどの山道をスキーやスノーシューを用いて、遭難者の救助に向かった。遭難者を発見した際には、ラッピングにより遭難者の体温を確保しつつ、アキオ(大型そり)で遭難者を車両の進入できる地点まで搬送し、遭難者を救出した。

 44普連は「訓練を通じ、各隊員は冬山における救助活動の練度を向上させるとともに、山岳遭難対策関係機関との連携の重要性を再認識した」としている。

遭難者の体温を確保するため、体にラッピングを施す

アキオを使い、車両まで遭難者を搬送した

地図で遭難位置や救出経路を確認する隊員


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福島駐屯地
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