米山本部長の講話を真剣に聞く学生たち
学生を求めて は、明日の日本を牽引する自衛隊志願者を創出するため、一般大学に通う学生に対して各地本が行っている募集広報の様子を届ける企画です
【2023年2月9日(木)1面】 秋田地本(本部長・米山1空佐)は1月20日、秋田市に所在するノースアジア大学法学部の佐藤教授(陸自OG)の依頼、協力を受け、同大学安全保障論ゼミナールの受講生26人、教職員5人を対象に防衛講話を実施した。
「安全保障環境」「国家安全保障戦略」を主体に
講話は2回に分けて行われ、「安全保障環境」「国家安全保障戦略」に関する内容を主体とした話に引き続き、参加学生に対して日常生活の中で起こり得る状況に対する状況判断要領を実習形式により実施した。
日常生活で起こり得る状況
「いざ」の考え方、実習で学ぶ
わが国周辺を取り巻く安全保障情勢に関する講話に学生は熱心に聞き入るとともに、実習ではいざという場合の考え方、状況分析から対応までを討議により熱心に議論。学生からは、「ディベート形式でさまざまな意見が出ることで新たな考えを持つことができた」などの意見が寄せられた。
秋田地本は「今後も大学における防衛講話などの開催を通じ、安全保障環境、防衛問題などに関し、学生の意識を高めてもらうとともに、防衛省・自衛隊に対する理解増進を図り、将来の自衛隊を背負う幹部自衛官の志願者獲得に資する」としている。