戦闘機を視察するNATO事務総長
【2023年2月8日(水)1面】 訪日中のイェンス・ストルテンベルグNATO(北大西洋条約機構)事務総長は1月31日、空自入間基地を訪問し、井筒空幕長らと懇談し、航空機の見学を行った。
この日は井野防衛副大臣も同行。ストルテンベルグ事務総長は、C2輸送機のほか、F2戦闘機、F15戦闘機、ペトリオットなどを視察した。
空自は「NATOのインド太平洋地域における安全保障への関与を歓迎し、引き続き関係強化を図ってまいります」としている。
外務省などによると、ストルテンベルグ事務総長は1月30日から2月1日まで、実務訪問賓客として訪日した。
1月31日には、岸田文雄首相と会談し、日本とNATOの安全保障協力の強化を確認したほか、ロシアのウクライナ侵略や中国の軍備増強を念頭に、欧州大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分との認識でも一致した。