「SHADOW DAY」に祝う ヘリ配備披露も|海自24航空隊

 【2023年2月8日(水)2面】 <徳島>海自24航空隊(司令・和田1海佐)は1月17日、「SHADOW DAY」と冠し、新成人祝賀会、SH60K配備披露、電子整備場披露を行った。「SHADOW」は24航空隊のコールサイン。今年は18歳から20歳までの隊員が新成人を迎える特別な年となり、24空では31人が成人を迎えた。

 成人祝賀会では、司令から「これからは自らの行動に対して全ての責任を負うことになる。日本人が受け継いできた利他の心を大切に、一社会人として行動してもらいたい」との祝辞が送られ、新成人たちは、真剣な面持ちで聞いていた。

 その後、楽器演奏を趣味とする有志隊員で結成された「SHADOW BAND」による心のこもった演奏が披露され、新成人と参列した隊員たちからは大きな拍手が湧き起こった。

 新成人たちはそれぞれの抱負を壇上で発表。「成人を迎え、社会人としての自覚と責任を今まで以上に持ち、さまざまなことに挑戦して飛躍できるよう頑張ります」などと、先輩たちの前で力強く誓った。

 同日午後に行われたSH60K配備披露では、24空隊員総員が見守る中、小松島航空基地に2機のSH60Kが着陸。司令に対し、機長から装備替え空輸完了が報告された。併せて、昨年末に完成したSH60Kの装備品を整備する新電子整備場も披露され、同隊におけるSH60K運用体制を整えた。

 24空隊隊員一同は、「SHADOW DAY」を通じて、若い隊員の活力と新装備品の能力を最大限に発揮し、課された任務の達成を強く誓った。

「SHADOW BAND」が新成人に楽曲を披露

気持ちを一つにした24空隊の隊員たち


◆関連リンク
海上自衛隊 第24航空隊
https://www.mod.go.jp/msdf/22aw/introduction/24fs/top/top.html


四字熟語で表す|三軒屋駐屯地

四字熟語の書き初めを披露する新成人

 【2023年2月8日(水)2面】 <岡山>三軒屋駐(司令・石嶋2陸佐)は1月13日、令和5年「新成人祝賀行事」を実施した。

 行事は成人年齢の引き下げにより、19歳と20歳の隊員13人を対象とし、訓練などを除く7人が参加した。

 新成人は、事前に準備した四字熟語の書き初めを披露。その熟語に込めた思いを述べると、駐屯地所在隊員から拍手が起こった。

 その後、駐屯地協力会長、石嶋司令から新成人へ祝福と激励の言葉が送られ、行事は和やかに終了した。


◆関連リンク
三軒屋駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/sangenya/


節目の日決意を叫ぶ|弘前駐屯地

二十歳を迎え、今まで以上に凛々しく成長した

 【2023年2月8日(水)2面】 <青森>弘前駐(司令・天内1陸佐)は1月24日、「令和5年弘前駐屯地二十歳のつどい」を実施した。今年は駐屯地所在部隊の隊員42人が二十歳を迎え、当日は訓練のため参加できない隊員を除く34人が出席した。

 式は、櫻田宏弘前市長、各協力団体の会長ら多数の来賓の臨席と駐屯地各部隊長らの立席のもと実施された。また、新型コロナウイルス感染拡大防止により、声を出しての国歌斉唱を中止するなどの対策を講じた。

 式で天内司令は「二十歳の仲間入りを迎えた隊員諸官、おめでとう。『失敗を恐れず、果敢に挑戦せよ』『自らの行動をもって感謝の気持ちを具現せよ』の2点を要望し、諸官らはわが国、そして、陸上自衛隊の将来を担う『宝』である。新しい時代を切り開く原動力となってもらいたい」と式辞を述べた。

 また、新成人を代表して39普連3中隊の清野陸士長が決意表明し、「これまで育ててくれた家族や日頃より温かく見守ってくださっている地域の皆様方に感謝の気持ちを忘れずに一つひとつの目標や夢を実現させ、これから先も私たちらしく活躍できるよう努力して参ります」と力強く述べた。

 式典終了後、二十歳を迎えた隊員は駐屯地体育館2階で今後の目標、決意を叫び、二十歳という節目の記念すべき日となった。


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弘前駐屯地
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紙飛行機に思いを乗せ|松本駐屯地

思いを乗せた紙飛行機を飛ばす新成人

 【2023年2月8日(水)2面】 <長野>松本駐(司令・鏡森1陸佐)は1月13日、今年度20歳となる駐屯地隊員26人の成人式を挙行した。

 式は、駐屯地体育館で執り行われ、松本市長の臥雲(がうん)義尚氏をはじめとする来賓27人を招待。恒例の20歳の抱負を記載した紙飛行機飛ばしを体育館で、決意表明を隊員食堂でそれぞれ行い、コロナ禍以前の実施要領に近いかたちで実施した。

 鏡森司令は新成人に対する訓示で、「プロ意識を持て、信頼を得よ、感謝の気持ちを忘れるな」の3点を要望。新成人代表で13普連本部管理中隊の和田陸士長が、「若さと情熱をもって、邁進(まいしん)していく覚悟を胸に社会人、自衛官として大きく成長していきます」と誓いの言葉を述べた。

 松本駐は「大人の仲間入りをした26人は、参列した松本市長、長野県隊友会会長をはじめ多数の来賓と駐屯地隊員の祝福を受け、成人としての自覚を胸に訓練に邁進する」としている。