転職希望者に自衛隊について丁寧に説明した

 【2023年2月2日(木)1面】 鹿児島地本鹿児島募集案内所(所長・迫口1陸尉)は1月21日、かごしま県民交流センターで実施されたマイナビ転職フェア(マイナビ主催)に参加し、転職希望者らに対して自衛隊の制度、職種、福利厚生などについて説明を行った。

 説明会は、転職希望者、既卒未就業者らに対して、有意義な転職情報などを提供することを目的に全国で開催されており、鹿児島県では県内企業など32社が参加。転職希望者ら延べ約200人が訪れた。

 自衛隊ブースでは、転職希望者らに対し、自衛隊の活動内容や陸海空自の職種説明、特に曹候補生、自衛官候補生、予備自衛官補の制度について鹿児島所が説明した。

 今回の参加者は、自衛隊に関する詳しい説明を初めて聞く転職希望者らが大半で、各採用種目と入隊後のキャリアプランについて理解をしてもらう絶好の機会となり、自衛隊が転職先の一つとして有力な選択肢になることを最大限アピールすることができた。

参加者の声
「経済が悪化しており、安定を求めたい」
「事務系があるのを知り、受験考えたい」

 参加者からは、「妹が自衛隊に入隊し、妹からいろいろ話を聞くうちに関心を持ち、さらに詳しく話を聞くために参加しました」「今まで知らなかった自衛隊の職種や仕事内容について知ることができ、イメージが変わりました」「昨今の経済の悪化などにより安定を求めたいです」「男性の仕事と思っていましたが、女性がこんなに活躍していることに驚きました」「体力勝負とばかり思っていましたけど、事務系もあることを知って受験を考えようと思いました」などの声が聞かれ、結果的に13人(うち女性7人)の募集情報を獲得した。

 鹿児島所は「引き続き地域社会との連携を図り、職業ガイダンスに積極的に参加するなど、より多くの募集対象者に自衛隊の魅力を発信し、入隊意欲の高い適質人材の獲得に取り組んでいく」としている。


◆関連リンク
自衛隊鹿児島地方協力本部
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