ミリー陸軍大将(左)と山崎統幕長(統幕ツイッターから)
【2023年1月26日(木)2面】 統合幕僚監部は1月17日、統幕長の山崎幸二陸将が1月11日から14日にかけて、米国ワシントンD.C.を訪問。同13日(現地時間同12日)に米統合参謀本部議長のミリー陸軍大将と会談を行ったと発表した。
会談では、統幕長からミリー議長に対して、先月策定された国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画について説明。その上で両者は、戦後、最も厳しい安全保障環境の中で日米同盟はかつてないほど強固であり、インド太平洋地域の平和と安定の礎であり続けるとともに、わが国の安全保障の基軸であるとの認識を改めて確認した。
また、日米共同による抑止力・対処力をより一層強化するため、わが国自身の防衛力の抜本的強化を踏まえ、さまざまな分野における日米防衛協力をより一層拡大・深化させていくことで一致した。
統幕長は、訪問期間中、陸軍参謀総長のマッコンビル陸軍大将、海兵隊総司令官のバーガー海兵隊大将、空軍参謀総長のブラウン空軍大将とも会談を行った。