中国軍の偵察型無人機(上)、情報収集艦(下)
統合幕僚監部は1月19日、中国軍の偵察型無人機(BZK005)1機が同日午後、東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島との間を通過して太平洋に至り、沖縄本島の南の太平洋上を飛行した後、反転し、再び沖縄本島と宮古島との間を通過し、東シナ海に至ったことを確認したと発表した。
これに対し、空自の南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させて対応した。
情報収集艦1隻も確認
また、19日正午ごろ、海自が久米島(沖縄県)の西約80キロの海域を南東進する中国海軍ドンディアオ級情報収集艦1隻を確認したことも明らかにした。
その後、艦艇は沖縄本島と宮古島(沖縄県)との間の海域を南東進し、太平洋に向けて航行したことを確認した。
これに対し、海自5航空群所属「P3C」(那覇)、43掃海隊所属「とよしま」(下関)により、情報収集・警戒監視を行ったという。
さらに、1月20日午前には、中国軍の情報収集機(Y9)1機が東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に至り、太平洋上で旋回後、反転し、再び沖縄本島と宮古島との間を通過し、東シナ海に至ったことを確認した。
これに対し、空自の南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させ、対応した。