【2023年1月18日(水)2面】 
 
【責任の重さと自分の無力さ|業務隊 曹長 鶴田 祐矢】

 昭和50年12月生まれの卯年の年男です。だからというわけではありませんが、なぜか昔からうさぎに対してはとても愛着があり、うさぎのかわいい容姿やしぐさには本当にいつも癒されます。

 しかし、癒されるだけではなく、学ばされることもあります。

 その一つとして、童話「うさぎとかめ」があります。話の中で、うさぎは亀との競走でスタートダッシュを決めて亀を突き放しましたが、途中で亀との差を見て気を抜き、休憩をして寝過ごしてしまい、最後は亀に負けてしまうという話です。

 このうさぎの失敗例から、何事にも常に全力で挑み、最後まで気を抜かずにやりきることが大切だということを感じました。もちろん、亀の最後まであきらめずに頑張るということも大切ですが、うさぎ推しの目線なので‥。

 とにもかくにも、今年は年男として何事にも全力で挑み、最後まで気を抜かず、ピョンピョン跳ね回るウサギのように、思いっきり跳躍(飛躍)の一年にしたいと思います。


【趣味・仕事 根気よく挑む|本部管理中隊 3曹 大嶋 深由季(みゆき)】

 やりたいことが大きく2つあります。1つ目は大好きな趣味を極めて充実した人生にすること。2つ目は自己のレベルアップです。

 3年前からの趣味がカメラです。カメラは奥が深く、同じカメラで同じものを撮っても、その角度、光、設定で大きな違いが出ます。何十枚と撮って納得のできる写真が1枚もないこともあります。

 しかし、根気よくカメラを構え続け、納得のいく写真が撮れた時は、とてもうれしく感じました。また、新しい所へ行くのが好きで、今年、車を購入したことにより行動範囲が広がりました。新しい所へ行き、初めてのことに触れ、その経験をたくさんカメラに収めたいです。

 2つ目のレベルアップについては、今年で陸曹に昇任して2年目となりました。通信陸曹として、少しずつ任せてもらえる仕事も増えてきました。しかし、自分が目標とする陸曹には遠く及ばず、日々実力不足を痛感しており、反省の毎日を送っています。

 そんな日々ですが、支えてくれる家族や上司、先輩、相談に乗り、助けてくれる同期、後輩の存在が励みとなっています。年女という一つの節目を迎える今年の目標は、「何事も挑戦」です。車で新しいさまざまな場所へ行き、趣味のカメラも極めたいです。

 また、同じように仕事の面でも、根気よく、新しいことに挑戦していき、さらなるレベルアップを目指して努力していきます。


【新しいことに挑戦する年|3中隊 3曹 山田 開士(かいと)】

 今年で24歳になります。今年の目標と抱負は、社会人として、また、自衛官としての自覚を持ち、新しいことにも臆せず、全力で取り組むことです。

 自衛官というのは一般の方より自身の行動により多くの責任が伴い、周りの方にも影響を与えてしまうということをしっかりと意識し、いつ何時も見られている意識を持って職務に取り組みたいと考えています。そのために、5年間の自衛隊生活で身につけた知識や技能を生かして周りの方々との連携を図りながら、慎重に職務に取り組みたいと考えています。

 これから長く任務をこなしていく上で、厳しいことがあると思いますが、さまざまな視点から物事を考え、最善の選択につながるように努めていきたいと考えています。また、自分自身だけでなく、周囲と協力し合い、コミュニケーションを取ることで、職務の円滑化、風通しの良い職場を作っていきたいと考えています。

 これからも自らの技術と技能を錬磨し、新しいことにも臆することなく何事にも挑戦する年にし、自分の長所を最大限生かし、精強な自衛官として活躍していきたいです。