【2023年1月12日(木)2面】 統合幕僚監部は1月1日、中国軍の偵察型無人機(WZ7)1機=写真(空自撮影)=が同日午前から午後にかけて東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島との間を通過して太平洋に至り、先島諸島の南の太平洋上を飛行した後、反転。再び沖縄本島と宮古島との間を通過し、東シナ海に至ったことを確認したと発表した。

WZ7偵察型は初確認

 これに対し、空自の南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させて対応した。対領空侵犯措置で、この機種の偵察型無人機を確認したのは今回が初めてという。

 また、同2日にも、午前から午後にかけて中国軍のWZ7・1機が1日と同じ経路で飛行。空自南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させたと発表した。