6音楽隊が校歌演奏で魅了｜宮城地本
卒業生のリクルータ2人が後輩生徒に自衛隊を紹介した
【2022年12月21日（水）1面】 宮城地本（本部長・諏訪1陸佐）登米地域事務所（所長・横川1陸尉）は12月2日、宮城県気仙沼向洋高校で6音楽隊（隊長・濱中2陸尉）による音楽鑑賞会を支援した。
演奏会は全校生徒と職員340人が参加。音楽隊は「そりすべり」「情熱大陸」「クリスマス・キャロル・ファンタジー」など9曲を披露した。
演奏会の幕開けには気仙沼向洋高校校歌が演奏され、歌唱はできなかったものの、なじみのある校歌が普段聴く機会のない迫力ある吹奏楽の編曲で演奏され、冒頭から参加者を魅了した。
生徒たちからは、「自衛隊に音楽隊があることをはじめて知った」「知っている曲も演奏され、楽しかった」などの声が聞かれた。
また、演奏会の途中には同校卒業生のリクルータ2人が登場。現在の仕事内容ややりがいなどを紹介し、身近な先輩の経験談に生徒たちは熱心に耳を傾けていた。終了後も、後輩や恩師との久しぶりの再会を喜びながら、自衛官としてたくましく成長した2人に、多くの質問が寄せられた。
宮城地本は「引き続き学校との連携を図りながら、自衛隊の魅力を積極的に広報し、募集基盤の拡充に努めていく」としている。
「自衛隊音楽まつり」にブース｜東京地本
抽選会の効果もあり、注目を集めた広報ブース
【2022年12月21日（水）1面】 東京地本（本部長・山下陸将補）は11月18、19の両日、「令和4年度自衛隊音楽まつり」が開催された日本武道館で広報活動を実施した。自衛隊音楽まつりは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で3年ぶりの開催だった。
当日は、会場に設けた広報ブースで感染対策をとりつつ、ヘリの体験搭乗や音楽隊の演奏会を特賞とした抽選会を実施した。来場者は公演前から積極的に告知した成果により、公演終了後には広報ブースに長蛇の列ができるほどの大盛況。当選お知らせのベルが鳴るたびに歓声があがるなど、大いに盛り上がった。
抽選会に参加した来場者からは、「音楽を聴けて、ヘリに乗れるかもしれないなんて、当たったらどうしよう」などの声が聞かれた。
東京地本は「今後もあらゆる機会を活用して募集に直結した広報活動を実施し、防衛省・自衛隊の活動に対する理解と関心を高め、自衛官募集業務に繋つなげる」としている。
編集部から 音楽は人の心に温かさや懐かしさ、あるときは悲しみをも与え、いつのまにかその世界に引きずり込む。以前、音楽誌の編集業務を担当し、会場でそんな「音楽の力」をいつも感じていた。
今はどうか。コロナは依然として暗く覆っている。人々の気持ちもまだすっきりとはいかないのかもしれない。昨年のこのコーナーで、「令和4年も思う存分、癒やしてほしい」と勝手につづってみたが、今年も演奏会や音楽鑑賞会の報告は多く届けられたのは何よりだ。
聴衆の笑顔、舞台との掛け合い、そしてブースでの交流などなど、これらの報告からは自衛隊のアピールはいつにも増して効果大だったように見受けられた。
改めて、また言いたい。「令和5年も癒やしてほしい」と。