息の合った演奏で聴衆を魅了(鹿児島地本から)

ギネス認定の木造ホールで|山形地本

舞鶴音楽隊の演奏は、聴衆を魅了した

 【2022年12月21日(水)1面】 山形地本米沢地域事務所(所長・島津1陸尉)は11月20日、シェルターなんようホール(南陽市文化会館)で開催された海自舞鶴音楽隊(隊長・野澤1海尉)による「海上自衛隊舞鶴音楽隊演奏会in南陽」を支援した。

 演奏会は、感染症対策のため一部の座席を制限して行われ、制限後の座席数1079席に対し963人が来場。大盛況の演奏会となった。

 ギネス世界記録にも認定された世界最大級の木造コンサートホールでの演奏会は、モダンなリズムの行進曲「秋空に」で開演。山形県民謡をモチーフとした全日本吹奏楽コンクール課題曲「やまがたふぁんたじぃ」では、音の色彩感やグラデーションに来場者は魅了されていた。

 このほか、幅広い世代に人気のアニメ曲メドレーなどが演奏され、曲が終わるたびに大きな拍手が起こった。

 来場者からは、「自衛隊に音楽の部隊があるなんて知らなかった」「演奏が上手だった」「演奏を教えてほしい」などの声があった。

 また、米沢所では広報展を開設。募集パンフレットのほかに今回の演奏会を記念した限定缶バッジを作成して配布した。「素晴らしい音楽と記念グッズに出会えて感動しています」「来年もぜひ、来てください」といったうれしい感想が多数あり、広報展も大盛況となった。

 米沢所は「今後も音楽隊による演奏会を通じて、地域の方々との交流を深めながら、自衛隊の魅力を発信していきたい」としている。


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注目の新人隊員が歌声披露|大分地本

新しく陸自の歌姫として採用され、注目を集める水上1陸士が熱唱

 【2022年12月21日(水)1面】 大分地本(本部長・内野1陸佐)は12月4日、大分市のJ:COMホルトホール大分大ホールで「陸上自衛隊西部方面音楽隊巡回演奏会in大分」を開催した。大分での開催は5年ぶりとなり、基本的な感染対策を実施した上で、観客数も制限して行った。

 西部方面音楽隊は、素晴らしい演奏だけでなく、水上1陸士がボーカルとして新たに加入し、華やいだステージに観客は魅了されていた=写真。

 第2部ではクリスマスソングなどを交え、子供から大人まで笑顔で聴く様子が見られ、アンコールの2曲が終わると、拍手喝采かっさいでステージの幕が下りた。

 観客からは、「久しぶりに自衛隊音楽隊の演奏を聴くことができて、うれしかった」、吹奏楽部に所属している学生からは、「自分も自衛隊の音楽隊に入隊して、自分の演奏で人々を癒したい」などの声が聞かれた。

 大分地本は「今後も引き続き地域との交流を深め、自衛隊へのさらなる理解促進を図っていく」としている。


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