チラシやティッシュを配りながら、笑顔の声掛けで自衛隊をPRした

 【2022年12月7日(水)1面】 

一人3人以上の募集対象者や協力者に声掛け|沖縄地本

 沖縄地本(本部長・坂田陸将補)は10月13日から令和4年度「下半期沖縄地本総出募集」を実施している。取り組みは、2士種目、これから本格的に志願者を確保していくことになる陸自高等工科学校を重視。沖縄地本総出で募集広報施策「一人3人以上募集対象者・協力者への声掛け」「都市部を重視した市街地広報」を行い、4年度募集目標達成に向けて地本部員の意識を向上させ、一丸となって募集目標達成に邁進(まいしん)するための企画。12月16日まで実施する。

 本部要員(総務課、募集課、援護課)から1日約8人、那覇分駐所の広報官とともに、各地区へのポスティング、学校前や駅前広報を実施し、人海戦術で志願者確保に努めている。

 学校前広報では、学校の終業時間帯や天候により日々の任務割りを行い、各学校に広報官と本部要員を配置。当初は、恥ずかしがっていた本部要員も時間がたつにつれ、笑顔で声掛けができるようになった。

 生徒たちにもチラシやティッシュなどを受け取ってもらうことができ、中には、配布されたチラシを見て、足を止めて自衛隊の仕事や採用試験について質問を行う様子が見受けられるなど反応も良かった。

 参加した総務課の荻原1陸尉は、「志願情報を獲得できた時は、喜びを感じることができました。次も自衛隊の魅力を発信し、もっと自衛隊の良さを知ってもらえるように頑張りたいです」、総務課の清田事務官は、「普段の恒常業務と違い、久しぶりの人対人の仕事で緊張しましたが、生徒に真剣に話を聞いてもらい、やりがいを感じました」と感想があった。

 募集課長の辻原2陸佐からは、本部朝礼で各課員に志願者情報獲得の中間報告を伝え、引き続き地本一丸となって募集目標達成する気概を述べた。副本部長の倉田事務官からは、「取り組みが成果に現れてきている。最後まで諦めず、一丸となって募集につなげてほしい」と伝えた。

 沖縄地本は「今後、坂田本部長の統率方針『ONE TEAM』を合言葉に沖縄地本一丸となって、令和4年度募集目標達成のため、有為な人材の自衛隊入隊者の獲得に日々邁進していく」としている。

駅前広報で生徒に声かけ

効率的に学校前でも実施

チラシの刷り出し作業も自分たちで

学校前広報を行った募集課と総務課の部員たち


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自衛隊沖縄地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/okinawa/


アンケート調査に合わせ、回答でくじ引き|宮城地本

アンケートに回答し、くじを引く学生

 宮城地本(本部長・諏訪1陸佐)は11月14日から18日の5日間を「市街地広報強化期間」に指定し、仙台駅周辺で市街地広報を実施した。

 今回は、新たな試みとして仙台駅東口周辺の活動にアンケート調査を取り入れて実施。アンケートの回答者には自衛隊の広報グッズを賞品にした〝くじ引き〟に挑戦をしてもらうという内容で、寒空の下、学生や社会人の皆さんは足を止めてアンケートに協力してくれた。

 中には、「自衛隊の仕事にどの程度関心がありますか」との質問項目に「自衛隊に興味があり、高校卒業の時に受験を考えた。機会があれば、仕事内容などについて聞いてみたい」と話す大学生もいて、市街地における募集広報活動の意義を実感する場面もあった。

 また、〝くじ引き〟で初めて自衛隊グッズをもらった人たちから「とてもうれしい。学校で友達に自慢します」など、喜びの声が多く聞かれた。

 宮城地本は「引き続きさまざまな企画を取り入れた活動で一人でも多くの皆さんに自衛隊を認知してもらい、自衛官に志願をしてもらえるように裾野を広げた活動を実施していく」としている。

アンケートに回答し、見事賞品をゲットした参加者

キャラクターも募集広報に一役買った


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自衛隊宮城地方協力本部
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