東根市立大富小学校で「自衛隊コンサート」
歓声と拍手が沸き起こる|山形地本
山形地本(本部長・小野事務官)は10月19日、東根市立大富小学校で開催された芸術教室「自衛隊コンサート」を支援した。コンサートは、音楽鑑賞を通して児童の感性を育み、表現力の向上を図るのを目的として同校から要請があり、6音楽隊(隊長・濱中2陸尉)が演奏を行った。
コンサートは、曲の紹介に併せてクイズを取り入れるなど、終始和やかな雰囲気で進行。小学生にもなじみのあるアニメの曲なども演奏され、曲が紹介される度に児童からは歓声と拍手が沸き起こり、大いに盛り上がった。
全7曲を演奏し終えると、児童代表から隊長へお礼の言葉とともに花束が贈られた。その後も鳴りやまない拍手が続いたことから、コンサートはアンコールへ突入。児童たちは、大きな手拍子をしながら演奏を楽しんだ。
コンサートを終え、児童からは「とても楽しかった」「制服がかっこよかった」などの感想があり、職員からは「児童たちの好きな曲ばかり演奏していただき、ありがとうございました」「こんなに素晴らしい音楽隊と自衛隊が地元東根市に駐屯しているなんて頼もしい」などのうれしい言葉が多数あった。
山形地本は「今後もスクールコンサートや派遣演奏を通じ、自衛隊に対する親近感、信頼感の醸成を図っていく」としている。
空自C130H輸送機を見学
コックピットなどに強い関心|宮城地本
宮城地本(本部長・諏訪1陸佐)は10月24日、仙台空港で空自1輸送航空隊の支援を受け、航空機見学を実施した。
当日は、名取地域事務所が担当する宮城県岩沼市の東日本航空専門学校の学生、教員10人が参加し、秋晴れの下、仙台空港に駐機するC130H輸送機を見学した。
学生たちは、広々とした空港内のエプロンに駐機した航空機に近づくと自然と足早になり、乗員による説明が始まると、聞き逃さないように熱心にメモを取る姿や、機体・器材などの画像を撮る様子が見られ、滅多に見ることができない自衛隊の航空機のコックピットや機内の構造などに強い関心を寄せていた。
また、乗員には宮城県出身の航空自衛官3人もおり、学生たちは同郷の先輩に親近感を持ちながら、輸送航空隊の任務、仕事の内容、寄航した場所での業務内容などを質問するなど、空自に対する理解を深めてもらうことができる機会となった。
宮城地本は「引き続き積極的に募集広報の機会を設け、参加者の自衛隊への志願につながるよう活動していく」としている。