連携態勢や対応を確認した(熊本県庁での図上訓練)

 【2022年11月30日(水)1面】 熊本地本(本部長・橋本1陸佐)は11月3日、熊本県が主催する「熊本県総合防災訓練」に隊区担当部隊とともに参加した。訓練は熊本県庁に災害対策本部を設置し、阿蘇地域振興局、阿蘇市、高森町、南阿蘇村や警察、消防、陸海空自衛隊、関係機関が共同で実施。災害発生時の連携態勢や人命救助などの初動対応を相互に確認した。

 訓練参加にあたり熊本地本は、所在する熊本地方合同庁舎に情報所を立ち上げ、熊本県庁、阿蘇地域振興局、阿蘇市、高森町、南阿蘇村の5自治体に連絡官を派遣した。

県の初動訓練で噴火時の連携を強化

 訓練前段は、県、阿蘇地域振興局、市町村との共通訓練である「被害情報の収集・共有訓練」に参加。各連絡官は、地図を用いた「図上訓練」で阿蘇山火山噴火警戒レベル4移行後における初動対応要領として、被害状況の把握や自治体、関係機関の対応状況などに関する情報共有を行い、それぞれの連携強化を図った。

※橋本本部長の「橋」は、正しくは旧字となります。

道の駅で広報活動。自衛隊車両に興味を示す見学者

活動内容を紹介する展示コーナー

関係機関と連携を取り、訓練を実施

被害情報の収集を行う参加職員ら

自衛隊はヘリを出動させ、訓練に臨んだ


◆関連リンク
自衛隊 熊本地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/kumamoto/


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