【2022年11月29日(火)1面】 令和4年度「自衛隊音楽まつり」が11月18、19の両日、東京都千代田区の日本武道館で開催された。

 今回は「WITH…回せ、響き。動かせ、新世界-新しき世代、その力と共に-」をテーマに、陸海空自音楽隊をはじめ在日米軍、パプアニューギニア(PNG)、パキスタン(PAK)の軍楽隊など約700人が演奏演技を披露した。

 自衛隊音楽まつりは、毎年11月ごろに行われる自衛隊最大の音楽イベント。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により過去2年は中止され、56回目となる今回は3年ぶりの開催となった。

 コロナ対策のため、公演は全席指定席で1席ずつ間隔をあけるなど、例年より入場者を制限しての開催となったが、2日間で約1万3千人が訪れた。

陸自中音が指導のパプアニューギニア、念願の初参加

鍛錬の成果を発揮するパプアニューギニアの軍楽隊

 PNGとPAKは今回が初参加。PNGの軍楽隊は2015年(平成27)、同国政府の依頼を受け、陸自中央音楽隊の能力構築支援により創設。自衛隊音楽まつりでの合同演奏を目標に交流を続け、コロナ禍による2年の開催中止を乗り越え、ついに実現することができた。会場のモニターにはこれまでの演奏技術指導などの様子も映し出され、「ふるさと」や「上を向いて歩こう」など日本の楽曲も演奏。力強い手拍子とともに会場は一体感に包まれた。

 会場には浜田靖一防衛大臣や小野田紀美政務官も訪れ、開催前のあいさつで浜田大臣は「異なる地域の音色を楽しんでほしい。音楽の魅力は国境を越えた万国共通のもの」と述べた。


 「自衛隊音楽まつり」は、防衛日報社が運営するデジタル版「防衛日報デジタル」でも紹介しています。(記事はこちら