【2022年11月25日(金)2面】

安全管理を徹底 日頃の感謝の気持ちを込め・・・

連携取って作業|神町駐屯地

 <山形>神町駐20普連(連隊長・荒木1陸佐)は10月24日から31日の間、王城寺原演習場で2施設団が担任する令和4年度「秋季演習場統一整備」に連隊整備隊長(連隊長・荒木1陸佐)以下350人が参加し、演習場の機能維持・向上のための整備を行った。

 21日には、駐屯地で連隊編成完結式を行い、連隊整備隊長は「凡事徹底」「安全管理」「健康管理」の3点を要望。「作業工程管理を適切に実施し、新型コロナウイルス感染症拡大防止を図りつつ、安全管理を徹底し、1件の事故もなく任務を達成せよ」と述べた。

 24日から連隊の担任区分である「D-2弾着地」の整備(担当=1、3、4、重迫撃砲中隊)、各射場などの整備(担当=本部管理中隊)、既設道路整備(担当=1、2、3、4、重迫撃砲中隊)、訓練地域の伐開(担当=2中隊)を実施した。

 整備実施間、天候にも恵まれ、隊員たちは相互に声を掛け合いながら連携を取って作業を進めたほか、安全管理に留意。計画より1日早い29日に担任区分の整備を概成させた。

 31日には、担任官(2施設団長)の点検を受け、1件の事故もなく任務を遂行することができた。

 演習場整備における優秀隊員として、1中隊の海藤3陸曹および重迫撃砲中隊の渡部3陸曹が2施設団長から表彰を受けた。

安全距離を確保し伐採作業を実施

訓練地域の伐開を行う隊員

連隊長が現地で指導


◆関連リンク
陸上自衛隊 神町駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/jinmachi_hp/index.html

陸上自衛隊 第20普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/20i_hp/index.html


物的基盤を充実|仙台駐屯地

 <宮城>仙台駐東北方面後方支援隊(隊長・山根1陸佐)は10月24日から30日の間、2施設団が実施した令和4年度「秋季演習場統一整備」に参加した。

 後支隊は約12キロの道路整備に加え、各演習場で管理支援隊としても活躍。整備80件、部品補給33品目112点、糧食では、現品15.6トン、戦闘糧食9385食を交付。給油約46リットル、入浴延べ1482人を支援し、物的基盤の充実に寄与した。

整備所で作業を行う隊員たち

溜枡を整備し、演習場の機能を維持


◆関連リンク
陸上自衛隊 仙台駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/sendai/homu/topu/newpage7.html


切磋琢磨して|板妻駐屯地

 <静岡>板妻駐34普連(連隊長・水野1陸佐)は11月1日、北富士演習場の整備を実施した。

 整備は演習場の機能の維持・向上、長期安定使用に寄与することを目的に行われ、連隊は主に北富士演習場の築城資材置場の除草、資材の整理・整頓(とん)などを実施した。

 参加した隊員たちは、ホームグラウンドの道場の一つである北富士演習場に日頃の感謝の気持ちを込めながら、切磋琢磨(せっさたくま)しつつ協力し、丁寧な作業に努めて無事に整備を完了した。

資材置き場の除草を行う隊員

演習場への感謝を込めて丁寧に作業を行った


◆関連リンク
陸上自衛隊 第34普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/1d/unit/34i.html