【2022年11月22日(火)1面】

 愛知県は11月27日に県政150周年を迎えるにあたり、ポスターやパネル、SNSなどを活用したPRや絵画コンクールの実施、記念式典の開催など、県内各地でさまざまな関連事業・行事を行っている。

 その県政150周年を記念し、航空自衛隊「ブルーインパルス」が11月26日、県内上空を広く飛行する。経路は、小牧基地を出発し、犬山城、愛・地球博記念公園、岡崎城、新城ⅠC、吉田城址、名古屋城の順に巡り、小牧基地に到着する。また、ブルーインパルスフォトコンテストも開催され、当日の飛行の勇姿を募るという。

26日 県上空を飛行、航空ミュージアムで企画展も

 さらに、県が運営する「あいち航空ミュージアム(豊山町)」では11月30日に開館5周年を迎えるにあたり、同26日から来年4月9日まで、ブルーインパルスをテーマとした特別企画展「Always with  Blue~大空への憧れをブルーインパルスと共に~」を開催する。国民に親しまれているブルーインパルスの展示を通じ、同館の魅力を高めるのが狙いという。

 特別企画展では、ブルーインパルスの実機(退役機)を館内に常設展示する。自衛隊施設以外での一般公開は全国で初。実機は特別企画展の終了後も常設展示される。

 このほか、ブルーインパルスの基礎知識などを紹介するパネル展示や飛行映像の上映、ブルーインパルス操縦体験シミュレーター(事前予約不要)などが来場者を出迎える。

 さらに、11月26、27の両日は、ブルーインパルス第6代飛行班長の吉田信也氏が出演するトークショーも行われる。

 イベントに関する問い合わせは、電話0568・39・0283まで(午前9時30分~午後5時、休館日除く)。

吉田氏は寄稿コラムを監修

 イベントのトークショーに出演するブルーインパルス第6代飛行班長の元パイロット、吉田信也氏は、防衛日報社が運営するデジタル版「防衛日報デジタル」の中で、ファン団体「ブルーインパルスファンネット」が各地で実施したアクロバット飛行の様子などを紹介するコラムに、監修などの立場で参画している。

 また、同イベントの詳細は、防衛日報デジタルで掲載したコラムでも読むことができる。